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    A BLOG FOR THE CONSUMATE EATER

    先ほどから、なにやら物音がしていたのは馬の暴れる音だったのだろう。 狼の匂いにおびえたのだ。   「乗れるのですか?」 姫の問いに義久が左の口端をあげて笑う。 「あ...
    人として扱われず、働き手である男もおらず、田も畑も与えられない。 助けてくれる者もいない。 百姓育ちでもない老いたおなごが嬰児をかかえ、なにができただろう。   イダテ...
    「おお、参ったか。入れ」   蘭丸は腰を低くしながら入室すると、信長の前に、やや距離を置いて控えた。   「ちょうど今、来月の馬揃えでの衣装を選んでおったところよ。...
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    Meet the writer - Sisi Han

    Food junkie. Will eat just about anything.

    Grew up on takeouts and well-done steaks (I know, kill me).

     

    Hate the term "foodie".

     

    Loves looking at a full fridge.